サイトトップ > 肝班の原因
肝班の原因
肝斑(かんぱん)の基礎知識です、肝斑(かんぱん)が出来る原因を見て行きましょう。
■最初は、女性ホルモンが挙げられます
女性ホルモンの中に黄体ホルモン(プロゲステロン)がありますが、このホルモンは妊娠準備を子宮にさせたり、月経周期を決めたり、妊娠を維持する働きがあります。更に、利尿作用や血糖値の正常化や体脂肪を減らす役割を担い、他ホルモンのバランスを調整する役目まで持っています。妊娠中やピル服用中に肝斑(かんぱん)が出現するのは、黄体ホルモンのバランスが崩れてしまうからなのです。
黄体ホルモンは、他ホルモンとの調整役のホルモンと言われ、バランサーなのです、閉経後はそのバランサー活動が低下するため、逆にホルモンバランスが崩れなくなりますので自然と肝斑(シミ)が治ります。
■ストレスも原因
ストレスもまた肝斑(かんぱん)の原因と言われています、シミの素となるのはメラニン色素ですが、このメラニンは元々髪の毛け・瞳の色などを決定するメラノサイトと言う細胞です。メラニンは本来、紫外線から身を守るために増殖して皮膚をカバーする役割があるのですが、紫外線量が多いとそれだけメラニンが増えます。メラニンが増えるとメラニン色素沈着が進みます、このような関係ですね。またストレスによって分泌されるホルモンがメラノサイトの活動に影響すこともあるようです。
■生活習慣からくる
睡眠不足や不規則な生活をしていると、メラノサイトの活動を活発にしてしまうホルモンを分泌してしまうそうです。ストレスとホルモンバランス、そして自律神経のこの三者が絡むと多くの疾患が発症するようです。
ストレスや紫外線、生活習慣など、工夫や改善で良化していけるものはあると思われますので、まずはできることから実践しましょう、肝斑(かんぱん)を治療するために生活習慣の改善をする事は、その先の人生にも有意義に作用するのではないでしょうか。